サーバー会社から転送量が多すぎるとお叱りを受けたのでダイエット方法を考えてみた

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Linux
サーバー会社から転送量が多すぎるとお叱りを受けたのでダイエット方法を考えてみた

現在私が運営しているサイトの一つに、
・Googleにインデックスされてる数が約55,500件
・1日の平均PVが8万ぐらい
があるのですが、本日サーバー会社に別件で問い合わせをしたところ、
そういえば転送量についてご連絡をしようとしていたところなんですよとお話がありました。

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目次

現在の利用状況

指摘を受けたのサイトなのですが
・サーバー:ConoHa Wing の最安プラン
・フレームワーク:完全自作
・1日のPV数:約8万
といった感じで、トップページと変更がめったに起きない固定ページが4つほど。
残り55,496ページは常に増えていく記事ページのような構成となっています。

 

現状の転送量

6/1~27までの期間で「7095GB」の転送が発生しています。
約7.1テラです。

6月の転送量

さすがに僕も驚きました。
単純計算で1日約272GBの転送が僕のサイトから送られていることになります。

ConoHa Wingの転送量は一番安いプランだと月2.5TBです。
さすがに3倍は多すぎます。。。

たしかにサーバー会社に目をつけられても何も言えないですね。

 

これからしなければいけないこと

サーバー会社の方にも、これが続くようであれば制限を設けないと言われました。
せっかくアクセスがあるサイトなのに制限を設けられると利用者が減ってしまうため対策をしなければなりません。

ConoHa Wingの一番上位プランでは月3.5TBの転送量までOKのため、
上限である3.5TBまで減らす方法が必要になります。

 

画像を別サーバーで管理する

例えば画像だけ別サーバーに移動する場合を考えてみます。

記事ページ内で使われている全画像の容量は約800kb。
これをもしカットすることができれば
1日 800kb x 80,000pv = 64GBの節約が可能です!
64GB x 30日 = 1.92TB
の節約は可能そうです!

7.1TBから5.18TBに!

これは大きなダイエットに成功していると言ってもいいかと思います!

ちなみに記事で使用している画像はすでに容量圧縮を行ってくれるサービスを通しているため、
これ以上の容量カットは行えません。。。

2020年5月14日追記
結局画像は別でVPSを立ち上げて対応しました

 

CSS, JSも別サーバーで管理する

画像同様、CSSとJSも別サーバー管理で考えてみましょう。

ページ内で使われているCSS, JSの容量は43.5kbでした。
なので
1日 43.5kb x 80,000pv = 3.48GB
3.48GB x 30日 = 104.4GB
の節約が可能です!

5.18TBから5.032TBに。

目標用量まで残り1.532TBのダイエットが必要です。。。

 

HTMLのソースコードを圧縮

これは実際に作業してみないと正確な数字は出しにくいですが、
適当なページを選びHTML自体の容量を確認したところ「11.1kb」

試しにHTMLを圧縮するサービスを使ってみたところ、
3200文字もHTMLから減らすことができました。

この3200文字、データ量に変換すると320kb。
(1文字1b、10文字で1kb)

なので
1日 320kb x 80000pv = 25.6GB
25.6GB x 30日 = 768GB
の節約が可能です!

5.032TBから4.264TBまでダイエットが可能。

余裕をもってあと1TBぐらいダイエットをしたいところです。

 

次回の課題

上記はあくまでアイディアまでの段階。
作業はこれからやらなくてはいけません。

計算してみて初めて気が付きましたが、ソースコードの圧縮は有効性がありそうでしたので、
これをもっと最大限効果が出せそうな方法を考えたいと思います。
(サイトのレイアウトや画像の表示件数を減らしたり)

こんなダイエット方法あるよ!
など知っている方がいましたら教えてください!

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